被災地 気仙沼市の現状に仰天!
2011年06月06日 05:34
テレビで見るものと、この目で見るものとこんなにも違いが
あるものかと、改めてびっくりした光景でした。
あさひ鮨社長の村上社長の案内で、まず最初に訪れたのは
自社本店。二階の床から1,5メートルも津波が上がった
事を聞き、同行者は唖然としていました。
この中心商店街は見た目には外装はそれほど損傷していない
が、一度海水を浴びた鉄骨などが、錆びるので使いものに
ならなく、解体するそうです。
本店前で津波が来たときの悲痛な声を現場で被災者、あさひ鮨
村上社長から直接聞き取ることができました。
命のかけ橋の紫神社の階段。
被災地訪問は、気仙沼市南町、紫神社避難所
千葉秀宣会長に野菜ジュース1L54本を進呈。
この後、3月11日の大震災の状況を話していただきました。
私たちはテレビでしたこの被災地を見ていませんので、現場
の声を生で聴く事は初めてでしたが、本当に悲惨な状況の中
で、生きている姿を見る事ができました。
東北町建設業協会はこの避難所を重点的に支援していく
ことにしました。そして要望を聞きましたので、その意にか
なう様な取組みをして行きます。
更に避難所の役員の案内で気仙沼市内の被災現場をみて
歩きましたが、あまりの被災状況に言葉も出ない!こんな
状況でした。写真もたくさんとりましたが、この2枚だけを
掲載いたします。まだ行方不明になっている方が早く、家へ
帰れる事を願い、御亡くなられた方々にもご冥福をお祈りい
たします。
案内して頂いた方のコメントでショックな事がありました。
「震災後は被害者の捜索でなくなった方を見ては、悲しみに
浸っていたが、その数が多くなる事に、何の感情もなくなっ
ていった。そんな自分に変わっていっている姿が怖い」
当事者でないと分らない悩みを抱えていました。
村上社長、千葉会長、案内して戴いた役員の方、そして
気仙沼市の皆さん、一日でも早くの復旧、復興、更に心の
安らぎが得られる日々になることを祈っています。
投稿者 : ewistaff | 東日本大震災