マルユー旅館のおかみさんはやはりお母さんだった。
2011年05月18日 08:08
青森県南に配布されている、デーリー東北新聞に、知人の
マルユー旅館田中社長親子が掲載されていました。
小職も、宿泊や会食では楽天市場、旅館料理ランキング
させていただいてる一人ですが、永年田中社長やスタッフの
方々の素晴らしい対応にはいつも感心しているところです。
3月11日の大震災の際に仙台市の東北高校バスケット部が
宿泊したが、大会は中止になり、仙台市に戻るにもガソリンが
確保できず、途方に暮れる、顧問教諭に「お金は気にしなくても
いいから。目処が付くまで居て」と田中社長が声を掛けた。
畑田公義教諭は「この言葉にどれほど救われたか」と当時を
振り返える。
1日延長して帰仙し、部員の家族の安否を確認して、無事を
田中社長に報告、延長分の支払いをしようとしたら、「お見舞
金として、部員に渡して下さい」この言葉に畑田教諭は涙が
止まらなかった。感無量になったそうです。
このような気遣いは、日頃からお母さん役に徹しているおかみ
さんだからこそ、多くのお客さまに好かれている証しです。
今、八戸市内も宿泊業は大手業者の進出で経営は大変厳しく
老舗ほど規模縮小や事業転換を強いられていますが、経営の
基本は日本が得意とする、おもてなしの心ではないでしょうか。
このような事が普段でも出来る宿泊施設、サービス業は生き
残れる条件を満たしていると思われます。
更なるご繁栄をご祈念申し上げます。
投稿者 : ewistaff | 出会いとご縁に感謝