社長ブログ 蛯沢勝男の出会いとご縁に感謝

経営者とは!

2011年04月02日 06:00

昨日、NHK大震災ニュースと今朝の讀賣新聞で岩手県陸前

高田市の200年余り続いている、醤油製造の八木澤商店

クローズアップされていました。同じ中小企業家同友会で学ぶ

仲間として、真の地域に存在される企業として尊敬します。

 

社屋、蔵、もろみ、商品、そして管理職までも震災で流されて

「我々が復興しなければ、地域が元気になれない!」そして、

このような悲惨な状況にあっても新卒者をいれ、昨日入社式

を執り行った。同じ経営者として、頭が下がる、そして尊敬して

やみません。

 

更に、気仙沼市のあさひ鮨も、岩手県、宮城県に5店舗があり

そのうえ催事で全国出展していますが、この大震災で仕入れ

気仙沼漁港が再起不能になっている為に、一関店、古川

被害がないにもかかわらず休業しています。

 

それは、気仙沼の新鮮な魚介類をお客様に提供したいと願っ

いるので、よその市場から仕入れてまでは営業しない。

このブランド意識はお客様第一主義と企業価値を高める。

このようなお店だから多くのファンがいるわけです。

 

しかし、そこには社員の雇用があるわけですが、村上社長も

今は収入がゼロですが、今までもがんばって戴いた社員を

退職させようとしてはいません。

 

経営者として、社員の生活を守る。当たり前のことですが、こ

当たり前の事を出来る経営者は少ない社会になっています。

 

更に仙台国分町で居酒屋「北の一」を経営している小関社長

にも昨日、電話で話したら「震災直後は急場しのぎで弁当を

作り販売してお客様に大変喜ばれたが、今は食糧品が十分手

 

に入るようになったので、本業の居酒屋業務に戻ったが、客足

が悪くまだまだ商売にならず、経営的には厳しい」と云ってい

ました。

 

そのような中でも社員雇用を守る経営者の姿は当事者になっ

みないと分らないものです。

村上社長は「人と技術と信用さえあれば、必ず再建できる」

このように誓っています。どうかこのようなすばらしい理念の

持った会社、経営者を応援してください

 

投稿者 : ewistaff | 東北・関東大震災




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