いろいろな刺激。
2008年01月10日 01:39
みなさんこんばんは。 蛯沢勝寿です。
昨日は弊社も会員になっている東京中小企業家同友会の新春大賀詞交歓会に参加してきました!
会場は目白の椿山荘にて
東京都内の中小企業の経営者の方々にお会いし、新年早々叱咤激励を頂いたり、そしていろいろな刺激を感じてきました。
基調講演では三井物産戦略研究所所長である寺島実郎氏の基調講演がありました。
内容としては、世界経済についての現状と、日本経済に対する警鐘として個人的に捉えました。
(違ってたらすみません。笑)
中でも驚いたのが、やはり近年急激に成長を遂げている中国経済の脅威です。
GDPもあと何年かすれば日本を追い抜くという・・・
中国ばかりでなく、香港・台湾、そしてオーストラリアなども例に出してお話されていました。
緻密な数値に裏付けられたお話はとても説得力がありました、、
そして個人的に、一番興味深かったお話が、寺島氏が「これからは2地域居住の時代」と話していたこと。
サラリーマン時代は東京・埼玉の郊外(通勤1~2時間)圏内に住んでいた人々(団塊の世代)が、退職してから都心に引っ越してきている(都心回帰)現象が増えているそうです。引っ越すことによりいままでとは違う消費行動が生まれたり、またもう一つ、都心と田舎に2つ居を構える人々も多くなってきているとのこと。
"平日は都心で生活、 週末は田舎でのんびりと"というようなライフスタイルを送っている方も少なくないんだとか。
そこで生まれる現象としては、
①都会と田舎を行き来する事で(移動することで)都会と田舎のそれぞれの良さを再確認することができる。
⇒都会では田舎にはないものを求める。田舎では都会ではないものを求める。また、新しいアイディなども生まれやすい。
②都心で暮らすには田舎ほど広い土地には住めないが、田舎では広い土地、広い住居を構える事が可能。
⇒部屋が狭いと、部屋に置くものに制限が発生するが、逆に広い場合はバリエーションが増える事で、自然と消費行動が高まる。
纏めますと、「2地域居住すること(移動すること)で消費行動が刺激される」という事で、これからの日本経済を活発にする一つのポイントとしてお話されていました。
ま、現実的にはなかなか2地域居住する事は資金的にも容易ではありませんが、私も青森と東京を出張で行き来していて感じるのは、
東京から青森に行くと、食べ物がおいしい、人情味がある、春夏秋冬をより濃く感じられるなど、基本的には体がすごくリラックスして癒される感じがします。(ま、地元なので落ち着くんでしょうけど。笑)
また、青森から東京に戻ると、人の流れがはやい、情報も速い、情報量も多い。など、すごく刺激的です。
新幹線降りて東京駅のホームに降りた瞬間にビジネスモードになるというか。笑
自分の中では自然とスイッチが切り替わるような感じがします。
”平日は都心でバリバリと仕事をして、週末は田舎でのんびりと”
こういう生活がやはり理想かもしれませんね
そのためにはもっともっと頑張らねば、、苦笑
投稿者 : ewistaff | その他