風力発電施設16%に騒音の苦情 環境省調査
環境省は7日、全国389カ所の風力発電施設のうち住民から
騒音に関する苦情が寄せられたことがあるのは16%に当たる
64施設で、このうち25施設は今年4月1日時点でも苦情が
続いていたと発表した。
このような事は今までの政府見解では考えられない事でしたが、
消費者や住民意識の高まりを無視する事ができなくなった結果
と思います。
また、同省は今後、発電施設の立地条件と騒音との関係や
騒音が人の健康に与える影響などを詳しく調べ、施設の建設や
管理での配慮事項を盛り込んだ騒音対策ガイドラインを策定する。
調査は、総出力20キロワット以上の稼働中の風力発電施設を
持つ電力会社など186事業者と所在地の都道府県を対象に、
4月1日現在の状況をアンケートで聞いた。
64施設は、不快感や窓の振動などの原因とされる100
ヘルツ以下の低周波音を含む騒音により住民から苦情や改善の
要望書が出たことがあった。
このうち39施設では、設備の改良や早朝夜間の運転停止
などの対応を取って苦情が解消されている。
自然エネルギーだから安全、環境負荷低減では大きな効果が
ありますが、人間にとってどうなのかを問われた時には、
問題があるようであれば改善する事である。要するに人里に
設置しないことである。
予防原則に基づいたことをする事が健康被害者を出さなく済む事だ。